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国際親善空手道連盟 心空会公式ブログ
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実に的を得たことわざだと思います。

私は、幼少のときから人一倍「強さ」に憧れてきました。

私たちの生きてきた時代は、男が人前で泣くなんてことはこの上ない恥と
教えられてきました。

とにかく強くなりたい。精神的にも、肉体的にも。

ずっと、その思いを強く持って育ってきました。

だから、柔道にしろ空手にしろ今の子たちには想像もつかないような、
それこそ泣けるような辛い練習にも耐えてきました。

それはなぜか?

その、辛い練習の”代償”がノドから手が出るぐらい欲しかった”強さ”
だったからです。
そして、何よりも武道が好きだったからです。

自分だけではありません。
当時の男の子は、みんなそういった気持ちを少なからず持っていたのです。

ところが、今の子は

バーチャル(ゲーム)の世界のバトルだけに熱くなり、現実はナヨナヨ。

「別に強くならなくてもいいしぃー」

強い子と組手を命じただけで、泣きだす。
泣けばやらなくて済むんだから楽でいいや 的な考え。
泣くことが全然恥ずかしくない。
実際にそれで難を逃れたら、その直後にははしゃいでいる。

自分が次の試合に出るのかさえ覚えてない。

もちろん、みんながみんなそんなではありません。

本当に強くなりたくて黙々と練習している人もたくさんいます。

そういう人は空手が好きなんですよね。
好きだから黙々と練習する。
真剣に強さを求めて苦しみに耐える。

そういう人ほど大切に育てたいと思います。

贔屓でもなんでもありません。そうでないと、懸命にがんばっている人
が報われないからです。
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