年の瀬に思うこと

今年は本当にいろんな意味で大変な年でした。
年初から右足の骨折によりギプス生活を送り、それが治ったと思ったらま
た右ヒザの故障で病院通いの生活が続きました。
その間も仕事と道場は休みなく続け、疲労もピークに達した時にいよいよ
右ヒザが悲鳴をあげ、入院して手術するハメになってしまいました。

年はとりたくないとつくづく思う今日このごろです。
ふと気がつけば５０の一歩手前まできてしまいました。最近は、大好きな
お酒を飲んでもすぐに眠くなってしまいます。
少し疲れがたまるとすぐに腰にきてしまいます。
首が曲がらない、肩があがらないなんて日常茶飯事です。
正直、そんな自分にへこむときもしばしばあります。
こんな満身創痍の体でこれからもやっていけるのか？と不安に思うことも
あります。

そんな自分に元気を取り戻させてくれるのは私の大切な道場生のみんなで
す。
少々疲れていても、腰やヒザが痛くて階段の上り下りにも支障をきたす
ような状態でも、みんなの顔を見たら不思議と元気がわいてきます。
実際に組手ができる状態ではないのに、みんなから元気をもらい組手も
できるようになります。
気のもちようかも知れませんが、私にとって道場生一人ひとりはかけがえ
のない存在です。
そんな大切な道場生が道場を去っていく時は本当に悲しい気持ちになり
ます。（顔や態度には出さないようにしていますが）
逆に、新しい道場生が入門すると、「元気の素」が増える気がしてとても
嬉しい気持ちになります。（これは顔に出てるかも）

今年もみんながんばって空手を通じていろんな意味で成長してくれたと
つくづく思います。
友斗や恵利香、悠莉や栞菜、佳伸に康将、みんなみんな大きく成長してい
ます。
今年は念願の一つであった支部道場を軌道にのせることができました。
松下指導員（支部長）も約４年前にまったくの素人で心空会の門をたたき
、今日までついてきてくれました。
こんな自分に一生懸命ついてきてくれるみんなには本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。

年の瀬にあらためて思うこと、それは
自分を信じてついてきてくれるみんなの期待は絶対に裏切らない！！
老体にムチ打って来年からもガンガン練習していきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　押忍