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国際親善空手道連盟 心空会公式ブログ
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先日の日曜日(6/1)は、大心館殿主催による一宮少年少女
空手道大会が木曽川体育館にて盛大に開催されました。
当会からの参加選手は14名(1名は学校行事のため欠場)と
多くの選手が参加したにもかかわらず、全体の結果を一言で言
うと”惨敗”でした。
誰が見ても一目でわかるような「へなへなパンチ」や足腰の弱
さを露呈する「下がり組手」の試合が連続しました。
試合前だというのにみんなに全く気合が入っていないことがよ
くわかり、途中で喝を入れる場面もあったほどです。
なぜ、これほどまでにひどい試合内容だったのでしょうか?
一つは、昇級審査直後でみんなの気が緩んでいたこともあった
と思います。しかし、真因はもっと深いところにあると思いま
す。
当会から参加した選手のうち、主力選手と呼べるのは麻利奈、
優弥、海渡、友斗といった面々ですが、この四人は全員一回戦
敗退を喫しました。
ここ最近の過去の大会でこの四人はいずれも入賞をしてきた子
たちです。それが今回、なぜ全員一回戦負けだったのか?

武道の世界には「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」と言
う古いことわざがあります。
相手の力をよく知って、自分の力もよく知っておけば百回戦っ
ても危なげなく勝てるという意味です。
主力選手たちは、自分の力を過信するあまり、相手選手の実力
も知ろうとせず「ナメてかかった」と思われます。
対して相手の選手たちは、自分と戦う敵の研究に余念がなかっ
たのです。
海渡も優弥も一回戦はともにシードでした。この時に自分と戦
うであろう選手の試合をよく見ていなかったと思われますし、
麻利奈に至っては過去に何回もあたって負けているにもかかわ
らず、自信満々の様子で体をほぐすことすらしませんでした。
また、友斗は試合前だというのにゲームで遊んでいる始末です

これでは勝てる試合も勝てないのは当たり前です。
今後、このようなことのないようしっかり指導していくととも
に、稽古にも一層の厳しさをもって臨んでいきます。

しかし、そんな中でも、師範から言われた言葉をしっかり受け
止めて、実力で入賞してくれた子もいます。
龍成(準優勝)と麗亜(三位)の兄弟です。
この二人は、青木師範からの助言や試合前のアドバイスをしっ
かり実践し、見事に勝ちを得ることができました。
この子たちが今後、自分の力を過信することのないようにして
いきたいと思います。
                          押忍

龍成(中央)、麗亜(右)
入賞おめでとう!!
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