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国際親善空手道連盟 心空会公式ブログ
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今日の稽古、いつものように体育館3階の剣道場で行いました。
先週と同じく、1階ではT空会さんが稽古をしていました。
私は、休憩がてら、また窓の外からずっと稽古の様子を見させていただき
ました。
例によって、基本稽古が延々続き、その後に形の稽古。
私たちが”へいあん”と呼んでいる形を彼らは同じ平安と書いて”ぴん
あん”と呼びます。
それら、一連の稽古を見て思ったこと。
引き手、握り、立ち方すべて出来ていない子が茶帯、黒帯?
うちの子の黄色、オレンジ帯クラスが茶帯、黒帯はおかしいんじゃない?
私の率直な感想です。
もちろん、中には、茶帯の女の子でしっかりと切れのある動きをしていた
子もいます。しかし、全体的に見たときに帯の色と技の切れがマッチして
いない子が多くいるように思わざるを得ませんでした。

私は、一部の「形をやらないフルコン団体」にも異をとなえています。
いかにフルコン団体でも形ができなければ、それは空手とは似て非なる
ものだと思っているからです。
ミットを蹴って、体をガンガン鍛えて、組手をガンガンやるだけでは、
それは空手でなくキックボクシングかもしくは新格闘術とでも呼び名を
変えるべきだと思います。
あくまでも「空手」を名乗るのであれば、形は不可欠なものなのです。

しかし、その形を得意とする伝統派空手が、たとえジュニアクラスと言え
どもあの状態では”なんなんだ?ここは?”と思わざるを得ません。

前にも言いましたが、昔から空手は”君子の武道”とされてきました。
君子は、人と争うことを好みません。したがって、他流の空手に挑戦され
ても受けない、他流の空手は呼ばない。が伝統派空手の習わしです。
しかし、他の団体とは交流を持たないことの弊害もそこには必ずあるはず
です。
”井の中の蛙 大海を知らず”にならないようにしないと、伝統派空手で
ありながらフルコン団体に「形」で負けてしまう日がくるかも知れないな
と思う今日この頃です。
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