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国際親善空手道連盟 心空会公式ブログ
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少し遅くなりましたが、先日の大会について参加した人の寸評
を述べたいと思います。
【麻利奈】
先の記事にも書きましたが、麻利奈は今回の大会では別人のよ
うな動きで優勝を獲得しました。
しかし、もっとメジャー(大きな)大会で優勝するにはまだま
だ課題はあります。
まずは技のバリエーションをもっともっと増やすこと。
先日、(8月25日)岡崎で七州会殿主催のオープントーナメ
ント中部日本ジュニア空手道選手権大会の様子を見てきました
が、この大会は非常にレベルが高く、いまのままでは到底優勝
はおろか、入賞さえ難しいと言わざるをえません。
上段廻し蹴りは十分にできるので、パンチ、ローキックの連打
とヒザ、前蹴りを出せるよう、いままで以上にがんばって練習
しよう。特にヒザ、前蹴りは得意技としてほしい。
【友斗】
これから友斗は初級を卒業して紫帯を目指していきます。
学年も高学年となり、まずは体をもっともっときたえて力をつ
けること。初級レベルでは入賞できる実力はありますが、上級
レベルにも通用するためにはパンチとローのパワーアップが必
須です。今回の大会で一回戦負けした一番の理由はパワー不足

【恵利香】
まだ低学年の恵利香は、上段廻し蹴りだけの組手になっていま
す。もっともっとパンチをたくさん出せるように練習しよう。
相手がパンチしてきても負けずにパンチを打ちかえすことがで
きるようになってください。蹴りは廻し蹴りだけではなく、前
蹴りやローも出せるように!
【海渡】
小学2年生初級の部なら本気を出せば優勝できるはずです。
せっかく大会に出るのだから、本気で実力を出してください。
海渡は先生が見るかぎり適当に試合をしています。
気をつけるところは上段のガード、危うく相手の上段蹴りを食
らいそうな場面が何度もありました。
【海裕】
まだまだ経験は浅いがお兄ちゃんと同じくパワーはかなりのも
の。負けても悔しくないようではだめです。
もっともっと欲を出して自分から勝ちたいと思うようになって
ください。
【裕人】
まだ経験が少ないのでやむを得ない部分もありますが、裕人は
あまりに臆病。相手が攻撃してくると怖がって全く手も足も出
なくなってしまいます。
これを打破できれば裕人は一気に強くなれます。
それには、練習で自分よりも強い人と組手をたくさんして、怖
さを乗り越えることが必要です。
苦しいかもしれませんが、がんばれば必ずできます。
【佳代】
パンチの重さは強烈、蹴りのパワーもありますが、ガードが全
くできていない。
まずはガードが徹底できるよう意識して練習すること。
あとはスピード&スタミナ。この三つをクリアできれば茶帯、
黒帯も怖くない!!スピードがつけば相手の一瞬のスキをつい
た上段蹴りも決まるはず。

                         押忍
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麻利奈は今回が初勝利で初優勝です。
信じられないかもしれませんが、ここ数年、ほとんどの大会に
出場するも、オール一回戦負け。
道場内では一、ニを争う実力を持ちながらなぜか大会になると
勝てませんでした。
メジャーな大会での優勝は無理としても、せめてニ、三回戦位
までは勝ち進む実力は持ち合わせているはずなのに、なぜ一勝
もできなかったのでしょうか?
心空会ジュニアの中でも最年長の麻利奈は負けても負けても練
習を休むことなく、皆勤賞の子です。
道場では実力の違いから麻利奈との組手をいやがる子も多くい
ます。そんな子たちでさえ、大会になると勝ち進み入賞する子
も少なくありませんでした。そんな子たちを横目で見ながら、
一勝もできない自分が悔しくて泣いていることも多々見受けら
れました。
「おまえの努力・涙は絶対に無駄にしないぞ!!」が青木師範
と下平の共通した思いでした。
私たちは、麻利奈に足りないものは何か?を懸命に模索し、一
つの結論を出しました。それは、「気」です。
道場内ではいつもトップであり、「手加減した組手」に慣れて
しまった彼女はいつしか相手の出方を見る組手があたりまえに
なっていたのです。
相手が攻撃してこなければ自分は待つのみの組手。また、相手
が連続攻撃をしかけてくれば、それを受けてスキを見て上段に
一発お見舞いする組手。
こんな組手が大会で通用するはずもなく、手数、足数で負けの
判定を頂戴していたのです。
そのような理由から半ば再起不能かと思わせるぐらいに落ち込
んでいた麻利奈を私は根気よく説得しました。「おまえの実力
があれば絶対に勝てる。新しい技やコンビネーションも大切だ
が、今のままの実力でも、「待つ」ことさえなくしてとにかく
猛ラッシュを1分半続けてみろ。そうすれば必ずおまえに旗が
あがるから。先生は嘘をつかないよ」そう話したときに表情の
少ない麻利奈が大きく返事をしてうなづいてくれました。
そして今回の大会、まだまだ完璧には「待つ」クセは直りませ
んでしたが、それでも今までの大会とは別人のようなラッシュ
で一回戦目は見事に上段の技ありを奪い完勝。続く二回戦目も
圧倒的に相手を押しての勝利を治めることができました。
もちろん、この勝利も彼女の日頃の努力なくしてはありえませ
ん。
「努力する子は必ずむくわれる」と青木師範が常々おっしゃっ
てみえますがまさしくその通りであり、他の道場生にも絶対に
見習ってほしいと思います。

麻利奈、優勝本当におめでとう!!

果敢に攻める麻利奈(手前)




7月29日(日)安城市小川町にある高齢者福祉施設「小川の
里」を訪問しました。
当日は、同施設の夏祭りで、その催しのひとつとして我が心空
会の演武をご覧いただきました。
演武は、形、試割、組手の順に行いましたが、ひとつひとつの
形が終了するたびに暖かい拍手をいただき、また、試割では、
重ねた板を正拳で割った瞬間に歓声が起こり、組手では選手に
激が入れられるなど大変盛り上がることができました。
当日参加した子供たちは、小川の里様より屋台のチケットをい
ただき、演武終了後にカキ氷やカレーなどおいしくいただきま
した。
子供たちにとっては、日頃一生懸命練習している空手を通じて
おじいちゃん、おばあちゃんとのふれあいを持つ貴重な機会で
あったと思います。
このような場を与えていただきました小川の里の関係者の方々
、岩月様、岡部顧問にはあらためて厚くお礼申し上げます。あ
りがとうございました。
またの機会にも、もし呼んでいただけるなら積極的に参加した
いと思います。
                        押忍
この仕上げの組手稽古、やはり上段の蹴りに慣れていないF会
の子たちは苦戦を強いられるも、昨年ほどの差は感じられませ
んでした。
その理由の一つには麻利奈以外の強豪たち?は昨年10月の心
空会旗揚げ時に脱会していて今回の合宿には参加していなかっ
たこと、また、優弥も足の指を骨折で不参加だったことがあげ
られます。その代わり、最近、急激に智樹が伸びていて、その
分をカバーしてくれたように思われました。
練習後、智樹は嬉しそうに「先生!ぼくね、ほとんどの相手に
上段をいれることが出来たよ」と言ってニコっとしたのがとて
も印象的でした。智樹にとっては自信のついた練習になったと
思います。
しかし、やはり一年前と比較するとF会さんの子たちの実力は
かなりUPしています。
その証拠に、翌日の交流試合では、高学年の部では麻利奈、智
樹が優勝争いをするも、3位は堂々F会さんが獲得、3,4年
生クラスでは、優勝、準優勝ともF会さんが見事に奪取しまし
た。
師範として、今回の合宿の感想をのべさせてもらえば、「次は
危ないな」という気持ちが払拭できません。

が、しかし、なにはともあれ、全員が楽しく無事に合宿を終え
、帰宅できたことは大変嬉しく思っています。

岡部顧問、田中さん、古川さん、橋本さんその他大勢の方々に
引率をはじめいろいろご尽力・ご協力をいただきありがとうご
ざいました。この場を借りてお礼申し上げます。
                         押忍
21日の合宿初日はあいにくの雨もよう
でも、道場生のみんなはそんなこと全くカンケーなし
豊橋駅に到着するやみんな蜘蛛の子を散らしたように一斉に
走り出す。
何とかみんなをつなぎとめて、ホテルのバスが待つ西口へ。
ホテルのバスはみんなを乗せて一路、練習場所の田原市渥美
運動公園体育館へ。
わが心空会の方がF会さんよりも一足早く体育館に到着しまし
た。
待つこと数分でF会のみんなを乗せたバスも体育館に到着。
いよいよ合同練習の始まりです。
準備運動、体力づくりメニューはF会さん主体で行っていた
だきました。
この時点でよそ様のメニューに慣れていない子たちはヒーヒ
ーの状態。。。
その後の基本稽古、形、捌きは心空会主体ですすめたため、
逆にF会さんの子がとまどう場面も。。。
そんな感じで練習はすすんでいき、いよいよ仕上げの組手と
なりました。(つづく)
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