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国際親善空手道連盟 心空会公式ブログ
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新しく、みんなが稽古できる場所になりそうなところを見てきました。

まだ改装中でガラクタだらけですが、写真をとってきました。

火事ではありません。

うまく写メがとれなくてこんなんになってしまいました。

ここで稽古できるようになるかは未定ですが、そうなるといいですね。

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日本人の死因の第2位と第3位。脳血管疾患と心疾患。

どちらも、動脈硬化で硬くなった血管内にコレステロールなどのカタマリ
がつまって起きる病気です。

例えば心筋梗塞。

心臓には冠状動脈と言う親指ぐらいの太さの動脈がありますが、長い間の
悪い生活習慣によって、その血管内にコレステロールがつまって発症する
病気です。

今や、50代の人の2人に1人は冠状動脈の半分ぐらいつまっているそう
です。

ところが、半分ぐらいつまっていても、何の自覚症状もないばかりか、
検査でも異常は見つかりません。

そのまま、悪い生活習慣を続けて、8割ぐらい血管がつまると初めてそこ
で「うっ。。。胸が苦しい」となります。
これが狭心症です。

何しろ初めての発作ですから、まさかそれが狭心症だとはだれも思いませ
ん。
そこで、病院へも行かずに我慢してしまい命を落とす人が約20%もいま
す。

運よく病院に行って治療しても、根本的に生活習慣を変えなければさらに
血管はふさがれていきます。

そして、100%つまってしまったらそれが心筋梗塞です。

こうなると、命の危険はもとより、運よく助かっても血管そのものを手術
で取り換えたりしなければならず、大変なことになってしまいます。

そもそも、コレステロールでドロドロになった血液が体中を巡っているの
ですから、一か所の血管を治しても、またどこがつまるか分からないので
す。(人間の血管は、毛細血管も含めて全部1本につなげると地球2周半
もの長さがあります)

ですから、まずは健康診断などで高脂血症の検査をすることが大切です。
LDL(悪玉)コレステロールは上限130㎎/dl以下、HDL(善玉)
コレステロールは40㎎/dl以上、TGC(中性脂肪)は150㎎/dl
以下が一般的な目安です。

なんか空手と関係ないじゃん。。。

とんでもない。空手で体を動かすなどして、運動習慣がある人は善玉コレ
ステロールが高いんです。

善玉コレステロールは血管の内側に付着したドロドロをきれいにしてくれ
る働きがあるのです。
また、中性脂肪(血液の中の脂肪)も運動している人は少なくなります。

食事に気をつけるだけではこれらの病気は防げません。

人が体の健康(フィジカル・ヘルス)を保つには運動・栄養・休養の3つ
が絶対条件ですが、栄養についてはお腹が空けばご飯を食べるし、休養に
ついては疲れれば寝ます。しかし、運動については自分が意識しないとで
きません。

血液サラサラを目指して意識して運動しましょう!!
最大酸素摂取量(VO2max)と体脂肪率(%Fat)
これらの数値を改善すると何が良いのでしょう?

ズバリ!生活習慣病にかかりにくくなります。

私がかつて勤めていた会社の従業員1,600名分の健康診断のデータを
分析しても、このことがハッキリ傾向として出ていました。

最大酸素摂取量が少なく、体脂肪率が多い人の健康診断結果では、全体の
80%もの人に糖尿や高脂血症などの項目に異常が見られました。
それに対して、その逆の人のデータはわずかに20%弱の人にしか異常は
見られませんでした。

最大酸素摂取量とは、人が最大限の運動をしたときに、体内にどれだけの
酸素が取り込める身体能力をもっているかという数値で、一般的にはエル
ゴメーターやトレッドミルなどで測定します。

この、最大酸素摂取量を増やし、体脂肪率を下げる方法は有酸素運動を
行うことです。

有酸素運動とは、多くの酸素を体内に取り込みながら行う運動で、ウォー
キングやジョギング、水泳などが代表的です。

それに対して、無酸素運動とは、体内に酸素を取り込まずに行う運動で、
ダンベルやエキスパンダ、短距離走などがあります。
無酸素運動は、主に筋肉をつける効果がありますが、最大酸素摂取量や、
体脂肪率の改善には適していません。

空手の練習はどうか?
体力づくりで行う腹筋や腕立てなどは無酸素運動ですが、ミットや形、
組手などは典型的な有酸素運動です。

空手は両方の運動を全て行うことで、健康で生活習慣病になりにくい身体
を作り上げていくのです。

心臓は、私たちコンビニ業界と同じく24時間、365日休みなく動いて
います。

激しい運動をすればするほど体に酸素と血液が必要になるため脈拍が上昇
します。

安静時の心拍は一般成人の場合、1分間に約60~80回打っています。
自分の安静時の心拍は、手首に指を置いて10秒間で何回打つかを数えて
それを6倍してやれば分かります。

ところで、

この安静時の心拍数は多い方が良いのでしょうか?それとも、少ない方が
良いのでしょうか?

人間の体は1分間におよそ2.5ℓの血液を必要とします。

その2.5ℓを体に送り出すのに60回で送ることができるか、80回
ポンプを動かさなければ送ることができないかの違いです。

当然、少ない回数で必要な量の血液を送り出せる心臓の方が強い心臓だと
言えます。

スポーツや、武道で体を鍛えることによって、心臓も強くなり、安静時の
心拍数も少なくなってきます。

マラソンの高橋尚子選手は、安静時の心拍数は36回だったそうです。
また、エチオピアのアベベ選手は27回しか打っていませんでした。

心肺機能が向上すれば、最大酸素摂取量も上がり、体脂肪率も下がります。

次回はこの最大酸素摂取量と体脂肪率について書きます。

先日のミスター高橋さんのお話しで、基礎代謝のお話をされました。

私も、会社員だったころは、講演会などで同じことをよく話していました。

基礎代謝って何だかご存じですか?

人間は、安静にしていても、寝ていてもエネルギーを消費しています。
心臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を保ったり。

これが基礎代謝です。

男女差や個人差はありますが、二十歳の人で大体1,200~1,500
KCalが一日に基礎代謝で消費されています。

仮に、毎日の食事で2,500KCalを摂取しているとすれば、そのうちの
50%以上は基礎代謝で消費されているのです。

残ったカロリーは運動など体を動かすことで消費されますが、それでも
消費されなかったカロリーは体に蓄積されていきます。

そして、この基礎代謝、二十歳をピークに一年で1%ずつ落ちていってし
まいます。
つまり、30歳では10%も基礎代謝が落ちているのです。

簡単に言うと、二十歳の時は基礎代謝で1,500KCal消費していた
ものが、30歳では10%減の1,350KCal、40歳では20%
減の1,200KCalしか消費しなくなるのです。

それに対して、20歳でも40歳でも食べる量や物はほとんど変わりませ
んよね。

当然、余分なエネルギーは徐々に体内に蓄積されていき、これが俗に言う
”中年太り”になるのです。

だから、年齢とともに、運動習慣に気をつかうとともに、食事にも気を
つけないといけません。

ここまでは私も知っていた話。
ここからは、高橋さんのお話しを聞いて勉強になった話。

基礎代謝は筋肉をつけると上がるそうです。

それは知らなかった。

基礎代謝の低下が原因で太る。肥満が原因で生活習慣病にかかる。
この悪の連鎖を断ち切るには、筋肉をつける(貯筋)をする以外にないな
と高橋さんのお話しを聞きながら思いました。

この記事を見てドキッとしたあなた。
今からでも遅くはありません。
一緒に道場で空手をやりませんか?

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